「長ホ」って知ってます?
昭和53年(1978年)に北海道釧路町で、スケートが苦手な人でも冬期間積極的に戸外で体力づくりに取り組んでいただけるよう、アイスホッケー競技のルールを簡素化し、気軽に親しみ楽しめる町民競技として誕生しました。
1チーム8人で争われ、釧路町では男子の部、女子の部、混成の部(女3人、男5人)、ジュニアの部(中学生以下)があり約300のチームが存在します。
ルールはアイスホッケーに準じ、アイスホッケー用のパックではなくビニールボールを使用しています。スケートが出来なくてもホッケーを楽しめるとあって近年、北海道、秋田、青森、富山、栃木等でリーグ戦や各大会が行われるようになりました。
秋田では、昭和61年度(昭和62年2月)に「秋田県ながぐつホッケー連盟」が発足し、2004-2005シーズンは11チームが参加し、総当たりのリーグ戦が行われています。
栃木県では、平成元年に日光市において『日光愛すホッケー狂会』が発足し、アイスホッケーの底辺拡大と普及の一環として長ぐつアイスホッケーを推進してきました。
その後『狂会』を『栃木県長ぐつアイスホッケー協会』として発展的解消し、毎年7月に栃木県長ぐつアイスホッケー選手権大会を開催するようになり、栃木のアイスホッケー愛好者の「夏のイベント」と認知されるようになりました。参加チーム数の拡大に伴い、2003年に第1回関東長ぐつアイスホッケー選手権大会が開催されました。
2004年には、栃木県大会に参加していたチームを軸に、首都圏を中心とした関東長靴ホッケーリーグ(KNHL)が誕生しました。
現在は競技人口も増え、各地域への普及・拡大も進み、2005年2月には第1回全日本長ぐつアイスホッケー選手権大会(11日~13日)が北海道・釧路町で行われました。
▽KNHL競技ルール 2005年8月改訂(PDF形式で表示されます) |